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≪001〜100≫


君の声はもう聞こえないのかもしれない
優しすぎたんだよ、この世界も君も何もかも
狂うほどに君を愛していられたらどれほど良かっただろう
美しいなんて言われるだけが君ではないこと、僕が知ってるから
何もかも消えてしまえばよかったのに

優しいなんてうそでしょう?
消えていく面影と眼差し
「触らないで、消えて、私の前に二度と現われないで」
掻き消された声は何を語っていたのだろう
見ていたのは空と大地と僕だけだから

願い事なんて無意味だと知ってるから
この世界は混沌としていて、正しい答えが得られる人なんてほんの一握りで
「そして、僕もその一人なんだ。」
脱出不可能なラビリンスへようこそ
さようなら、最も憎き愛するあなた

私の胸で眠って「おやすみなさい」
私が求めるリアリティー
指笛吹いたら、君の傍に行くよ
ロケットの中で笑ってるから
Sleeping my heart

「ほら、早く行こうよ!」
消えたい、還りたい、あの空へと
融けるような貴方の藍色は少し痛かった
二度と歌わないで
I can not fly.

ころしてください、と哀願する君の声は少しだけ震えていた
「美しい涙なんて存在しないのよ・・・貴方みたいな人の涙は特に」
You will be killd.
知らないよ
空には青が溢れてる

私の愛した世界の一部である貴方
不安定で無防備な雨に濡れた君
白黒の世界の君と僕
黒く深く墜ちていく
会いたいと願う心は罪ですか。

別れを告げる事が出来ない臆病な僕は何も言わずに君のもとを去った
「・・・だって泣けないんだよ」
クロロフィルは葉緑体ですよ、クロロホルムと間違えないで下さい。
君の傍にいられたよかったのに
苦かったあの日の思い出を僕は今も忘れられないでいるんだ

「さあ、飛ぼう」
愛を語るほど、僕らは大人じゃないんだ
寂しさを紛らわせたかっただけなんだ
「・・・泣かないで下さい。」
この世は偏見と個々の価値観のみで運営されています。

想い続けている
切れてしまった糸の、その間
長い、長い、その運命の先の
何もないよ
信じた真実と裏切った虚偽

仮初めの優しさに甘えて
鎖された心
明るくなる風景と傍にいた君
ありったけの声はやがて
消えると思った

闇夜に響いた小さな足音
その刹那
何も望まない
あの日の誓いの丘
変わらぬものなどないのなら

その先の夢に
追い続けた彼はもう、いない
ふたり、フタリ、二人
無邪気な彼ら
時が経つことに怯えてた幼いわたし

求めずにはいられない
ファンタスティックな虚構
何かを求めた私は何かを手に入れた?
わからない
細い腕が担った命

ひとりぼっちのせかい
病んだ体はやがて土に還る
醒めたとき
もういない
さよなら、サヨナラ、眠らせて

愛してもらえてる
泣いているような後姿
ふたりでいること
繋いだ手
たった一瞬の悲劇

見据えられた瞳
そっとしておいて
まがいもの
傷ついた翼
想い続けて

恋焦がれた証
離れていく空
そこに何があった?
愛を秘めた胸の奥
美しい華はやがて

間違った選択も正しかった言葉も
流れ続けていた涙
胸の傷も消えて、その痛みだけ
端っこにいた子供
やるせない悲しみ

巡る輪廻の先
いつかこれも消えていく
もしも残せるものがあるのなら
昨日と明日と今日という境目
向かい合うことが辛くても

僕には優しさなんてわからないから、君を傷つけるに違いない。だから、君は僕をそっとしておいてくれればいんだ。(2006.05.03)



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