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≪101〜200≫


まどろむ世界
崩れた廃墟
消滅する想いたち
思い出に変わる痛み
君がいた夏

細かった指と怯えていた瞳は
そこにいた彼女達
墓標代わりの石碑だけが残ってる
押し殺した熱情
魅入るように、愛していたい

叶わない願い
優しさに満ちたひと
終わってしまう森羅万象に
「もう私を探さないで」と、願うけど一瞬だけで、胸のそこで願うのはただ一つ。
カフェテリアで会いましょう

吐き気がするほど退屈な毎日
ぶち壊すためだけに存在するのでしょう
愛を叫ぶ君の愚かな姿に恋をする
二人だけの世界なんて無いのなら
消えてしまえればいいと思う

記憶は曖昧すぎて
何処にも行くことのできない焦燥に僕は
心のゲートを開け放って
さようなら、消えなかった恋心
この声が、届くなら

空を泳ぐ魚と海を歩く少年
糸が切れたマリオネット
自由なんていらない
殺して、殺されて
血塗れの姫君と純粋な騎士

湖畔での御伽噺
仔猫の鳴き声と消えた姿
狂喜を孕む君の声
「最期だから教えてあげるよ」
ねぇ、ちゃんと届いてた?

ママが捨てた私と母を捨てた貴方
似ているとは思わない
水底にいた貴方は私を手招く
サクライロ
世界は嘘吐きで人を欺くばかり

泣けない僕に誰か涙を下さい
途切れた記憶
マイエンジェル
卑怯な僕は君から逃げることばかり考えてる
「死にたいなら殺してあげようか?」

目の前に広がる血の海
実際は何も知らなくて
眠れない夜に血で濡れた腕
疵だらけの少年達
戯言ばかりの言葉

「愛することと傷つけることは違うよ」
少女の声は遠くでしか聞こえませんでした。
苦渋に満ちる表情に愛を覚える
憧憬を抱いたのは、もう随分とむかし
無い物ねだり

嫩葉(どんよう)に付いた朝露
鈍磨になったナイフ
私の世界は人を傷つけるばかり
奇奇妙妙な出来事
剥脱した壁を愛しげに撫ぜながら

彼の箱庭の中に飼われた私
凶報はいつもいいことのあとなんです。
付き纏う強迫観念
儚んだ心をそっと救い上げて
希求する君の心

愛を紡ぐ彼の声に真意はない
祈りと呪いを込めた祝福
蒼茫たる海を照らす光に涙を見た気がした
閉じた瞳と流れた涙
喉が千切れるほどに叫んで

眠気が襲っている
ほら、はやく死のうよ
君も僕も結局はこの世界から抜け出せない
白雨に濡れたきみ
古狐が笑ってる

プレーンソーダを飲みながら、顔を顰めた君
君を失った僕は、ただきみを殺した奴への報復しか考えなかった
少女の微笑みはいなくなった今も輝いたまま
遠くにいた僕と君
囁かれる蜜語に

道ならぬ恋であろうとも
蒼穹に見た飛行機雲
I'm Happy
ジャングルジムの上で
何処にいるのだろう

Look at me.
メロディーに乗せて君に送ろう「好きだよ」
神の吐息が風になるというのなら
世の中は嫌気がさすほどに理不尽すぎて
何かを壊しては何かを作り出そうと躍起になっている無様な姿

私は待ってるの。赤い糸で繋がれた運命のひとを、ね
先に逝くなら、私は後を追わない。
私なんて嫌いなのよ
Selfhate
どうか、どうか、あの人が死にませんように

お菓子の味を忘れたい
秋になったら、木の葉を拾いに出かけよう
私がいないなら、貴方はどうする?
意地悪な私は今日も彼を虐めるの。
だってね、それが至上の喜びなんだよ。

狂気に歪む君の瞳ほど美しいものはないと、そのとき僕は思ったんだ(2006.05.04)



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